キーぼうずのマーク
最終更新日 2016年3月17日
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1.制作者から(「キーぼうず」添付のガイドからの抜粋)
2.キーぼうずの企画・制作方針

1.制作者から

 パソコンが操作できると、さまざまな面で可能性が広がる時代になりました。 それは仕事ばかりでなく教育あるいは趣味の分野にも深く入り込むようになっています。 ところが、現状では、パソコンの操作をする場合、キーボードでキーを打つ方法を避けては通れません。 そのような背景もあり、パソコンを使用する際の導入ソフトとして、キータイプ練習ソフトは数・種類ともに多くの製品が巷にあふれています。 残念ながらこれまで、視覚障害者向けのキータイプ練習ソフトは、製品が見られなかったのが現状でした。 学習ソフト特有の難しさや、ユーザ数の規模、製品としての収益性の低さがその一因だったと思われます。

 「キーぼうず」は、従来のキータイプ練習ソフトが画面表示によって使用者に伝えていた内容を音声で説明することにより、視覚障害者がキータイプを一人で学ぶことができるソフトです。

 「キーぼうず」では、キーの位置、打つ順序を確実に覚えることを基本方針としています。 一般のキータイプ練習ソフトにみられる、ゲームを利用したスピード重視の方式はあまり志向していません。 文書を作成することがキータイプの最終目標ですし、実際に文書を作成していく中でキーを打つスピードはゆるやかに向上していくものです。 「キーぼうず」を早く卒業し、文書をたくさん作成することが何より一番です。 (その時も、たまには「キーぼうず」をさわってあげてください。)

 また、視覚障害者には「マウス操作は無理」との声が根強いのですが、敢えてマウス操作を採用しています。 キーを打つ動作は、純粋にキーの名称・位置・打つ順序を学ぶために行い、パソコンの操作はキーに求めず、マウスによる操作で実現しています。 今後、視覚障害者にとって、より使いやすいマウスの操作方法が考え出されてゆくことを期待しています。

 「キーぼうず」は、障害者と健常者への同等のサービス提供を意図した「ユニバーサルデザイン」は必ずしも志向していません。 視覚障害者優先でデザインされています。 (大きな文字表示と音声ガイドにより、高齢者のかたにもご利用いただけます。) ところが、音声を使用したキータイプの練習は、健常者にとっても十分効果が得られるのではないかと考えています。 何かしらの行動ができるようになること、あるいは知識のしくみ(枠組み)が理解できるようになることを「学習」と呼んでいます。 キータイプを学ぶ場合の通常の「目で見て」「頭で考え」「指を動かす」という一連の協調動作に、新たに「音を聞く」という動作が組み込まれることによって、この「学習」が効果的に進むことが予想できます。 健常者の皆さまにも十分ご利用いただけると考えています。

 高齢化社会が進む中、年を重ねると、やがては誰もが多かれ少なかれ障害とともに生きていくことがごく自然なライフスタイルになっていくと考えることができます。 パソコンは、生きていく上で遭遇するさまざまな肉体的な、あるいは社会的な障害を乗り越える(サポートする)ための大きな道具にもなり得ると思います。 「キーぼうず」が、その一助となることを願っています。

 それでは、「キーぼうず」をお楽しみください。

2000年12月1日 「キーぼうず」制作者  


2.キーぼうずの企画・制作方針

 一般に、キータイプ練習ソフトは、パソコンを利用する方の多くが購入・使用している代表的な製品の一つです。 その一方、キータイプを旨くこなしている方は決して多くはありません。 キータイプ練習ソフトにしばしば見られる伝統的な「もぐらたたたきゲーム」といった時間競争型あるいは強制支持型の形式は、その直後には学習効果が上がるものの、長期にわたって効果が持続しないというレポートがあります。 (たとえば、このことは、スパルタ教育等の強制支持型の教育が、直後の学習効果は認められるものの、長期にわたる効果が期待できない、あるいは学習効果が消失してしまうことからも想像できると思われます。)

 キーぼうずは、時間競争型あるいは指示型のキータイプ練習ソフトとは異なる立場から企画・検討を出発しました。 「早く打つこと」ではなく「正確に打つこと」を重視しています。 キー入力時のエラーは、速く打とうとすることが原因の一つです。 (たとえば、キーぼうずでは、速くキー入力する動作に制限をかけるしくみを敢えて持たせています。)

 「早く打つこと」は、実際に文書を作成する段階で練習するのが第一ですし、(口述筆記あるいは文書の電子データ化作業といった特別の場合以外は、)現実として「ゆっくり打つこと」で充分だと考えています。 のんびりとした歩みで、かつ着実に学んで行くことを目標にしています。

 使用者の年齢層について、キーぼうずは企画開始当初は、幼児・児童を対象としていました。 その後の試作版のモニター実施段階で、高齢者の使用が可能であることがわかり、最終的に、製品化の段階で、対象を一般成人および高齢者に広げました。  幼児・児童が使用できることは、どの年齢層でも使用が可能であることを意味していると思います。 幅広い年齢層にお使いいただけると考えております。  途中途中に組み込まれているゲームについては、学習効果を向上させるとともに、学習者の興味をひく要素(アトラクタ:"Attractor")として取り入れています。 これは幼児向け教育番組等でも使用される手法ですが、学習場面におけるゲーム性の効果を利用しています。 (興味を引く要素があることで、学習効果が向上します。) 学習ソフトにおける「おもしろさ」の要素を重視しました。 キーぼうずは、必ずやお楽しみいただけると思います。

 キーぼうずは、一つの実験の場です。 学習心理学・教育心理学あるいは行動科学等の分野で得られた知見が、キーぼうずの中のさまざまな部分で試されています。 ほかのキータイプ練習ソフトで思うように効果が得られなかった皆さんもキーぼうずをどうぞお試しください。

 最後に、キーぼうずも12月1日で、やっと2歳になりました。 現状は、まだまだ完成度の充分ではない、多くの課題を抱える、言わば発達途上の製品だと思います。 ユーザの皆さまからのご意見が、今後のキーぼうずの成長につながります。 お使いいただいた皆さまほか、どうぞご意見をお寄せください。 10年、20年と変化し続け、より完成度の高い将来のキーぼうずの姿を制作サイドの一員としても楽しみにしていたいと思います。

2002年12月1日 「キーぼうず」制作者  


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